バルセロナへの移籍が決定したフィリペ・コウチーニョ。
新たなチームへの挑戦を「夢」と語っていたコウチーニョだが、それでもリヴァプールで過ごした6シーズンは特別なものであったようだ。
8日(月)、自身のInstagramを更新に、リヴァプールファンにメッセージを送った。
その内容は400単語以上の長文であり、クラブ愛に溢れていた。
フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)
「リヴァプールの街にやって来た瞬間から、私と家族はとても歓迎されていると感じ、多くの友人ができた。
ピッチ上でもピッチ外でも、私たちはクラブ、そしてファンの美しさを感じてきた。それと同様に、リヴァプールサポーターたちに幸運をもたらす数々の思い出を届けられていたら嬉しいよ。
リヴァプールに来て、私はこのクラブの素晴らしさと歴史を知った。
しかし、在籍中に私が本当の意味で学んだものは特異な熱さとその場所が持つ魂だった。他にはない魅力や特性があった」 フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)
「私はリヴァプールを去る。なぜなら、バルセロナは私にとって夢見ていた場所だからだ。
リヴァプールへの移籍は幸運にも実現することができた夢であり、私は人生の5年間を捧げてきた。
ピッチ上でのキャリアは長く続く。そしてリヴァプール同様、バルセロナでプレーすることは私が経験したかったことであり、楽しみにしていることだ。それと同時に、そうすることができることに感謝している。
新しい何かへの挑戦を選択することは、私にとってのサポーターやクラブ(リヴァプール)の重要性が小さくなることを意味しないと、サポーターの皆さんには理解してほしい。
私の心の中で、その重要性が減ることはこれからもない。
今シーズン、そしてそれ以降も、ユルゲン(クロップ監督)とチームに喜びと成功が訪れることを願っている。
驚くほど素晴らしいチームであり、彼らはどんな時でもより良くなっている。
感謝を言いたい人が数多くいる。しかし、それぞれの名前を個人的に言うことはできない。
リヴァプールでの生活で関わってくれた全ての素晴らしいクラブスタッフの方々へ。寂しくなるよ。
成功をもたらそうと尽力を尽くしてくれたオーナー。 私をここに連れてこようと信用し、私に見返りを与えてくれたスカウトのスタッフ。
そして、選手としても人としても、私の成長と改善を手助けしてくれた過去、現在の素晴らしいチームメイトたち。
皆さんに『ありがとう』と言いたい。私がここで達成した全てのことは、皆さんがいなければ実現できなかった。
そして最後は、最も大切なリヴァプールの人々たち、リヴァプールのサポーターたちにだ。
在籍中、皆さんが私に与えてくれたものにはどれだけ感謝してもしきれない。
これからの選手生活の中で、たとえ世界のどこへ行ったとしても、心の中ではずっとリヴァプールのことを思っているだろう。
皆さんとクラブ、そしてこの街はこれからも常に私の心の一部であり続けるだろう。
You’ll Never Walk Alone.」