<レスリング>ラスール・ハデム会長が満場一致で再任、女子の普及が加速するか…イラン協会

昨年9月にイランで指導した伊調馨選手とラスール・ハデム会長=撮影・保高幸子

 イラン協会のホームページによると、昨年末に行なわれた同協会の会長選挙に、ラスール・ハデム現会長ら8人が立候補し、総会の出席者40人の全員一致でハデム会長の再任が決まった。任期は4年間。

 同会長は1994・95年に世界選手権の男子フリースタイル90kg級で優勝し、1996年アトランタ・オリンピックでも優勝。アジア大会・選手権では6度優勝の実績を持つ。2016年9月の世界レスリング連盟(UWW)の総会で理事に選出され、現在はアジア連盟の事務局長を務めるなど幅広く活動している。

 イランにおける女子レスリングの普及・発展にも尽力している。

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