冬将軍襲来、北日本・北陸は暴風雪、西日本も雪注意

この冬、何度も耳にする『爆弾低気圧』。低気圧は暖かい空気と冷たい空気の気温差が大きいほど強く発達します。きょう10日(水)は各地でこの冷たい空気(寒気)の影響が強まるでしょう。
強い冬型の気圧配置のため、北日本や北陸では猛吹雪となる見込みです。交通障害や雪崩などに十分な警戒が必要です。近畿北部~山陰にかけても大雪となるおそれがあります。
今回の寒気は西から流れ込んできているため、きょうは九州や四国の平地でも雪が積もるかもしれません。夕方には大阪でも降雪が予想されています。
気温は各地できのうより低くなる予想です。特に西日本では平年を3度以上下回る所もあり、凍える寒さとなるでしょう。東京は暖気の置き土産があるため、3月上旬並みの12度の予想となっていますが、日中は風が強く、夜はグッと冷え込む見込みです。

気象予報士・佐藤 俊和

画像について:10日の天気予報。

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