西武ルーキーが語った抱負 ドラ2西川は大砲の打撃練習に釘付け

合同自主トレに臨んでいる西武の新人選手達【写真:上岡真里江】

新人合同自主トレ、ドラ3伊藤「最高の形でキャンプに入れるように」

 9日、西武の新人合同自主トレが、西武第二球場でスタートした。気温15度を超える季節外れの小春日和の下、ランニング、ノック、体幹トレーニングなど、約3時間、大粒の汗を流した。

 初日を振り返り、ドラフト1位の齊藤大将は「短い時間でしたが、楽しくできてよかった。自分の弱いところもまた見つかったので、これから1つ1つをしっかりと丁寧にやって、すべてにおいてレベルアップしていきたいと思いました」と、笑顔を見せた。

 ランニングでひときわ目を引いたのが、ドラフト2位の西川愛也だった。12本のポール間走にも、顔色一つ変えず、「高校でも、毎日走り込んでいたので」と、余裕の表情。「第一印象が大事だと思うので、アピールできたらなと思っていました」との言葉通り、初日から身体能力の高さをしっかりと印象付けた。

 また、室内練習場で自主トレを行う中村剛也の打撃練習に目にし、釘付けになる場面も。「打つ音が違いました。どっしりとしていて、オーラがあって、本当にすごい。これから、1軍の雰囲気だったり、打席の中での考え方などを聞いていきたいと思います」と、目を輝かせていた。

 キャンプインへ向け、体力作りをテーマにハードトレーニングが続く。

新人選手が語った意気込み

 他の新人選手の初日終了コメント。

○伊藤翔投手#36(ドラフト3位)
「大勢の人の中で練習したのは初めてでしたが、いい緊張感の中、いい練習ができました。最高の形でキャンプに入れるように、しっかり自主トレから身体を作っていきたいと思います」

○平良海馬投手#61(ドラフト4位)
「今日は天気が良くて、練習しやすい環境で、怪我なく1日が終われて良かったです。今日の練習で、いくつか課題が見つかったので、その課題に取り組みながら、また頑張っていきたいと思います」

○與座海人投手#31(ドラフト5位)
「最初の方は緊張していたのですが、みんなで声を出しながら楽しくできたと思います。1日1日大事にして、キャンプイン、そしてシーズンへに向けて、戦える体力をつけていきたいと思います」

○綱島龍生内野手#63(ドラフト6位)
「3時間ぐらいの短い時間でしたが、こんなに効率良く練習ができて驚いています。とても楽しかったです。この自主トレを必死にやって、しっかりした身体作りをしたいと思います」

○高木渉#121(育成ドラフト1位)
「高校とは全く違う練習だったので、違ったキツさを味わえてよかったです。キャンプに間に合うように、怪我をしない身体を作りたいと思っています」

○齊藤誠人捕手#122(育成ドラフト2位)
「1月からこの暑さで、心配になりました。4年間指導者がいない環境だったので、いろいろな方からアドバイスをいただいて、自分のものにしていきたいと思います」

(Full-Count編集部)

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