気象庁は、11日04:55、「大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報 第10号」を発表しました。
北日本の上空に寒気が流れ込み、日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。北海道の西海上にある低気圧が、あす12日夜にかけて、発達しながら北海道付近を通過するとみられます。
強い冬型の気圧配置は、あさって13日頃にかけて続く見込みで、気象庁は、北日本から西日本の日本海側を中心に、13日頃にかけて大雪やなだれに警戒・注意を、また北海道地方では暴風雪に、北陸地方では高波にも警戒するよう呼びかけています。
■気象概況
【24時間降雪量】(~11日05:00)
・新潟県 津川 68cm
・広島県 八幡 63cm
・島根県 赤名 61cm
・山形県 肘折 54cm
・広島県 高野 52cm
・島根県 弥栄 51cm
■今後の見通し
【予想24時間降雪量】(~12日06:00)
・70cm 北陸地方
・50cm 北海道地方
・40cm 東北地方、関東甲信地方、東海地方
・30cm 近畿地方、中国地方
・20cm 四国地方、九州北部地方
・10cm 九州南部
13日にかけて降雪量が多くなるところがある見込み。
■今後の見通し
【予想最大瞬間風速】(~12日)
・35m/s 北海道地方
【波の高さ】(~12日)
・5m 北陸地方
■防災事項
・警戒:暴風雪、暴風、高波、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害
・警戒・注意:大雪、なだれ、大雪による交通障害