丸八鋼管、「樽酒と焼き蛤」で恒例のおもてなし

 鋼管特約店の丸八鋼管(本社・千葉県浦安市、社長・山田秀之氏)は、仕事始めの先週5日、恒例となっている新年の年始挨拶の来訪者に樽酒と焼き蛤を振る舞った。伝統の「おもてなし」で、来訪者らとともに商売繁盛を祈願した。

 同社は東京都墨田区緑町に本社のあった先代の時代から毎年鏡開きを行っている。かつては多くの特約店で年始の鏡開きをする光景が見られたが、今ではめっきり少なくなった。「ここで焼き蛤を食べないと年が始まらない」という人や景気付けの意味で楽しみにしているという来訪者も多く、現在まで受け継がれている伝統行事だ。

 毎年年初の3日間ほど行われるが、今年は暦の関係で5日のみとなったこともあり、朝から途切れることのない来訪者で大盛況に。賀詞交換会などで景気の良い挨拶が多く、また山田社長自身が年男ということもあり、杯を重ねながらも皆話題に事欠かなかったようだ。

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