地元野菜で宝船 入船公園が初制作 横浜市鶴見区

野菜で作られた宝船

 地元野菜で作られた正月の縁起物「宝船」が入船公園=弁天町=のレストルームに飾られている。宝船の野菜は13日に同公園で行われるどんと焼きで参加者に配布される予定。

 宝船は重さ約100kg。2メートルほどの木製の船に北寺尾の大立農園や東寺尾一丁目ふれあい公園で採れた白菜、ニンジン、ブロッコリーなど約10種類の野菜が盛り込まれ、ネギを帆に見立てた。

 どんと焼きを盛り上げたい、地元にもこんな良い野菜があるということを知ってほしいという思いから同公園スタッフが発案。船は約1週間かけて作製し、1日で野菜を積み上げた。

 同公園の桐山義志雄所長は「多くの人がどんと焼きに参加してくれれば。宝船は来年以降も継続していきたい」と話す。

 どんと焼きは、同公園自由広場の特設会場で行われる。午前10時から午後2時まで。野菜配布は11時から開始予定。小田囃子会による祭囃子もある。雨天時は翌14日に延期。問合せは【電話】501・2343。

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