ロウバイ2万本が甘い香り 13日からまつり

 ろう細工を思わせる愛らしい黄色の花と、甘い香りが楽しめる「ロウバイまつり」が13日から、松田町寄ロウバイ園(同町寄)で開かれる。

 町観光経済課によると、同園は、地元住民が2004年に標高380メートル付近の荒廃農地を整備し、町立寄中学校の卒業生がロウバイ250本を記念植樹したのが始まり。現在は約1万平方メートル以上の敷地に2万本以上が植えられ、日本最大級を誇る。例年1月下旬に見頃を迎え、遊歩道を覆う「黄色い回廊」が楽しめるという。

 まつりは、2月12日までの午前9時から午後4時まで。入園料は16歳以上300円。小田急線新松田駅から富士急湘南バス寄行きで終点「寄」まで約30分。下車後、15分ほど歩く。期間中、バス停付近から同園までの無料送迎車を運行する。

 問い合わせは、同課電話0465(83)1228。

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