伝統食で育児考える 保育園追う記録映画 26日に上映会

 日本の伝統的な食を給食に取り入れている保育園を追ったドキュメンタリー「いただきます〜みそをつくるこどもたち」が26日、鎌倉芸術館集会室(鎌倉市大船)で上映される。鎌倉などで母親支援に取り組む市民団体「育ちあいの家」と一般社団法人「子育てこころケア湘南」の主催。

 福岡市にある高取保育園が舞台。給食は玄米や旬の野菜を使い、園児たちが毎月みそを手作りする。日本の古き良き食事で育つ子どもたちの1年間を描いた。「育ちあいの家」が2月で設立1周年を迎えるのを前に企画。同団体は「みんなでおいしい食卓を囲む大切さと、育ちあいの家の活動を知ってもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 午前10時半、午後2時半(上映後トークイベントあり)、午後7時の計3回上映。一般1500円。高校生以下無料。問い合わせは、同団体の木村さん電話080(5549)4424。

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