J1のセレッソ大阪は11日、FC東京から期限付き移籍中のMF水沼宏太が、完全移籍で加入することが決まったと発表した。
現在27歳の水沼は横浜F・マリノスの下部組織出身で、2008年にトップチームへ昇格。その後、栃木SCやサガン鳥栖でのプレイを経て、2016年にFC東京へ加入した。そして、昨年はC大阪へ期限付き移籍し、2017シーズンは公式戦34試合に出場している。開幕戦で負傷するなど、前半戦は怪我に苦しんだが、シーズン半ばからはチームの主力として活躍。YBCルヴァンカップ・決勝では勝利を決定づける2点目をアシスト、天皇杯・決勝では延長前半に決勝ゴールを決め、クラブ史上初のタイトルを含む2冠に貢献していた。
そんな水沼はクラブの公式サイトを通じて「セレッソ大阪に関わる全ての皆さん。この度、完全移籍でセレッソの仲間に加えていただけることになりました水沼宏太です。昨シーズンは、皆さんに温かく迎え入れていただき、大好きな仲間にも巡り合うことができた本当に素晴らしいシーズンでした。感謝の気持ちを忘れず、サッカーと真摯に向き合い、また新たな目標に向かって全力で闘いたいと思います!笑顔溢れるシーズンになるよう、一緒に闘いましょう!」と意気込みを語っている。
新シーズンからは、C大阪の正式メンバーとなった水沼。同クラブに2年連続のタイトルをもたらすことができるのか。アジアの舞台での活躍にも期待したい。