海外挑戦も噂されたが…… 日本代表FW杉本健勇、新シーズンもC大阪に残留 

C大阪との契約を更新することとなった杉本 photo/Getty Images

J1のセレッソ大阪は11日、日本代表FW杉本健勇と2018シーズンの契約を更新することで合意に至ったと発表した。

現在25歳の杉本はC大阪の下部組織出身で、2010年にトップチームへ昇格。その後、2015年に川崎フロンターレへ完全移籍したが1年で退団し、古巣であるC大阪へ復帰していた。復帰初年度となる2016シーズンはJ2で41試合に出場し、14ゴールを記録。J1昇格に貢献すると、翌2017シーズンはリーグ戦全34試合に出場している。惜しくも得点王は逃してしまったものの、キャリアハイとなる22ゴールを挙げ、チームをAFCチャンピオンズリーグの出場権獲得となる3位へ導いていた。さらに、昨年11月に行われた川崎との天皇杯・決勝ではキックオフ直後に値千金の先制ゴールを決め、クラブに初のタイトルをもたらしている。

そんな杉本には、日本代表MF柴崎岳が所属するスペイン1部のヘタフェが興味を示すなど、今冬の海外挑戦が噂されていたが、2018シーズンもC大阪でプレイすることが決まった。W杯イヤーということもあり、新シーズンのさらなる活躍に期待したい。

© 株式会社FACTORIES