2017シーズンのJ1で17位に沈み、降格が決まったアルビレックス新潟。
例年難しい戦いを強いられながらもなんとか残留に成功してきたが、このほど15年ぶりにJ2でプレーすることとなった。
そんな新潟では呂比須ワグナー監督が退任となり、新指揮官に鈴木政一氏を招いた。選手も多くが入れ替わっているのだが、深刻なのは主力プレーヤーの引き抜きだ。
なんと2017シーズンに出場時間が多かった3選手が、いずれも他クラブに移籍することになったのだ。
MF小泉 慶→柏レイソルに完全移籍
2017シーズン成績:2935分出場(2得点)
FWホニ→ボタフォゴに完全移籍
2017シーズン成績:2542分出場(7得点)
FW山崎 亮平→柏レイソルに完全移籍
2017シーズン成績:2504分出場(2得点)
以上が2017シーズンの出場時間上位3選手の成績とその去就だ。
11日(木)現在、ホニの去就のみ新潟の公式サイトでは触れられていないが、移籍先であるボタフォゴがすでに獲得を発表しており、退団は確実となっている。
小泉は新潟の中盤を支えたキープレーヤーであり、ホニはチーム内得点王、山崎は前線からの激しいプレッシングでDF陣の負担を大きく軽減していた。
いずれも代えの利かないタレントであり、主力3人がごっそりいなくなるのは辛い…。降格したチームにとって主力を引き抜かれるのはある種避けては通れない道だが、新潟はチーム作りを見直す必要がありそうだ。
ちなみに、次に出場時間の多かった加藤大、ソン・ジュフン、富澤清太郎、堀米悠斗、大谷幸輝、矢野貴章の6選手は残留することが決まっている。