チャイルドシート、正しく装着できますか? 清川村で育児教室

 6歳未満の子どもが車に乗る際に装着が義務付けられているチャイルドシートの使い方を学ぶ育児教室「我が家のチャイルドシートを見直そう」が10日、神奈川県清川村煤ケ谷の村保健福祉センターやまびこ館で開かれた。講師に日本自動車連盟(JAF)神奈川支部の指導員を招いて正しい装着方法を学び、自分の車を点検してもらった。

 公共交通機関が限られる村内の移動は車が不可欠のため、村は同様の育児教室を隔年で実施している。

 JAF指導員がチャイルドシートをマイカーに正しく装着するためのポイントを中心に解説。参加した親子7組全員のマイカーの点検も行われ、指導員がシートを固定し直したり、ハーネスや腰ベルトの位置をアドバイスしたりしていた。

 9カ月の長男と参加した母親(39)は「説明書を読んでも気付かなかった点を教えてもらえた。実車をチェックしてもらったのも安心につながった」、別の母親(33)は「命を守るものだから取り付けるだけではなく、正しく使わないといけないと考えさせられた」と話した。

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