40周年を迎えたモンスタースポーツ、スイフトスポーツで国内最高峰カテゴリーへ挑戦

 モンスタースポーツは1月12日、千葉県・幕張メッセで開催されている東京オートサロンのなかで、国内トップカテゴリーへの参戦を発表した。

 スズキのクルマを中心とし、パイクスピーク・ヒルクライムやJWRCジュニア世界ラリー選手権などで実績を上げてきたモンスタースポーツ。2018年からは『エンジョイ・モータースポーツ』というテーマを掲げ、国内最高峰カテゴリーへの参戦を表明した。

 2017年に発売された新型スイフトスポーツをベースに、全日本ラリー選手権、全日本ジムカーナ選手権、全日本ダートトライアル選手権の3カテゴリーに参戦する。

 タジマコーポレーションの社長を務める田嶋伸博氏は「10年前まではなんとしても優勝する。何があってもチャンピオンを獲るんだということで、JWRCではチャンピオンを獲りましたし、パイクスピークでは10分の壁を破る記録を出したり、ワールドレコードを出しました」とし、次のように続けた。

「しかし、今年からのモータースポーツ活動はちょっと方向性を変えました。40年の感謝の気持ちを込めましてエンジョイ・モータースポーツ、とにかく選手の方々に楽しんでいただこうと。ドライバーに楽しんでいただく、見ていただいてる方にも楽しんでいただくというコンセプトで新しいチームを作りました」

 全日本ラリーのドライバーに抜擢されたのは、2017年東日本ラリー選手権BC3クラスチャンピオンの西川真太郎。「競技をはじめて5年目で全日本ラリーに出場するチャンスをいただけて、正直不安です」としながら豊富を語った。

「今シーズンはとにかく楽しんで、いい結果が出せるようにしたいと思います」

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