12日(金)に発表された、齋藤学の川崎フロンターレ移籍。
横浜F・マリノスで18年間を過ごしたキャプテンは、なんとライバルチームに活躍の場を移すこととなった。
そんな齋藤は昨シーズンのオフも他チームへの移籍を模索したものの、最終的には残留を決断。
その際、伝統の10番を与えられるなど期待されたのだが、その1年後にはチームを離れることとなった。
今回は齋藤のように、背番号「10」を与えられながらも1年で他チームへと移って行ったJ1の選手を振り返ろう。
柴崎 岳
生年月日:1992/05/28 (25歳)
ポジション:MF
当時の所属チーム:鹿島アントラーズ(2016年)
移籍先:テネリフェ(ESP)
本山雅志の退団により、鹿島における栄光の背番号を受け継いだ柴崎岳。
ボランチだけでなくサイドハーフとしての起用にも応えるなど選手としての幅を広げ、年末に行われたクラブワールドカップではレアル・マドリー相手に2ゴールを奪い、その名を全世界に轟かせた。
その後、スペインのチームからオファーが届き、2部テネリフェへの移籍が決定。今季からはラ・リーガに活躍の場を移し、ヘタフェで「10」を背負っている。
大久保 嘉人
生年月日:1982/06/09 (35歳)
ポジション:FW
当時の所属チーム:ヴィッセル神戸(2012年)
移籍先:川崎フロンターレ(JPN)
2009年にヴィッセル神戸からヴォルフスブルクに移籍し、その後再び神戸に復帰した大久保。
当初は50番をつけていたがその後は背番号をお馴染みの「13」に移し、2012年には本人の希望から10番を背負ってプレーした。
しかし26試合4得点と振るわず、翌シーズンには川崎フロンターレへと移籍。大久保はセレッソ大阪でも10番をつけている。
浅野 拓磨
生年月日:1994/11/10 (23歳)
ポジション:FW
当時の所属チーム:サンフレッチェ広島(2016年)
移籍先:シュトゥットガルト(GER)
プロデビューから、トントン拍子で日本を代表するアタッカーに成長した浅野。
サンフレッチェ広島時代に在籍していた2015シーズンには32試合に出場するなど完全にチームの柱となり、ガンバ大阪とのチャンピオンシップ第2戦でも優勝を手繰り寄せる得点をあげた。
その活躍が認められ、2016シーズンからは背番号が「10」に。しかし夏にアーセナルへと完全移籍を果たし、現在はシュトゥットガルトでプレーしている。