レスター・シティは13日にチェルシーと対戦するが、レスターを指揮するクロード・ピュエルはチェルシーのMFエデン・アザールを特別な思いで見ていることだろう。ピュエルはフランスのリールを指揮していた際にアザールを育てた人物だからだ。
そのアザールは今やチェルシーのエースとなり、レアル・マドリードが注目するほどのメガタレントになっている。10代の頃からアザールを見てきたピュエルとしては不思議な感覚だろう。米『ESPN』によると、ピュエルは欧州トッププレイヤーの1人と改めてアザールの才能を称賛しており、対戦を前にアザールが誇るクオリティの高さについてコメントしている。
「彼はチェルシーに残るべきなのか、去るべきなのか。それは分からない。ただ、彼はまだ選手として成長できる。彼は欧州の全ての偉大なクラブでプレイできるクオリティを備えているよ。違いを作れるし、私にとっては欧州のトッププレイヤーなんだ。彼はファンタスティックな選手だし、まだまだ伸びる。彼はリールのトップチームでプレイを始めた16歳の頃から同じクオリティを備えていたんだ」
ピュエルは試合中にポジションを頻繁に変えるアザールにマンマークはつけないとも語っているが、かつての教え子をどのように抑えるのか。両者にとっては特別な対決だ。