神奈川県三浦市の三崎朝市協同組合などはマグロの汁物の隠し味にケチャップを使った「朝市汁」を開発した。14日に開かれる初市でお披露目する。
新たなメニューを作ろうと、食品メーカー大手のカゴメと共同で考案。従来朝市で販売していた「まぐろ汁」を改良してケチャップを加えた。
具材にはマグロのあらや三浦産のダイコンを使用。ケチャップを使うことでマグロの魚臭さを抑えることができ、調味料のみそを減らせるため減塩の効果もあるという。
デビュー企画として同日、先着で約500杯が朝市来場者に無料で振る舞われる。21日からは一杯200円で販売。同組合は「朝市の新名物となってほしい」と話している。
朝市は毎週日曜午前5時から同9時に開催。問い合わせは、同組合電話046(881)4488。