無病息災願い「どんど焼き」 葉山

 正月飾りを焚(た)き上げる「どんど焼き」が13日、葉山町一色の一色海岸で行われた。地域住民が集まり、ことし1年の無病息災を願った。

 一色商店会と一色町内会連合会、森山神社氏子会が主催する恒例行事。30年以上続き、毎年800人ほどが集まるという。

 この日は雲一つない青空の下、高く積み上げた門松やしめ縄が勢いよく燃え盛った。火で焼いた紅白の「福もち」を食べ、煙を浴びると、1年間元気に過ごせると言われ、参加した人々は炎に向かって手を合わせていた。

 会場では、地元町内会がお汁粉や酒を振る舞った。同商店会の角田悦夫さんは「地域全体の新年会でもある。皆が健康に過ごせるといい」と話した。

© 株式会社神奈川新聞社