2013年よりドルトムントに在籍しているピエール・エメリク・オバメヤン。今季のブンデスリーガで既に13得点を挙げている同選手だが、度重なる練習への遅刻などがクラブ側より問題視され、同リーグ第12節(シュツットガルト戦)でベンチ外に。この処分に対する不満を公の場で口にしたことから、クラブ首脳との確執が噂されている。
こうした状況のなか、同選手がブンデスリーガ第18節(ヴォルフスブルク戦)にむけたチームミーティングを無断欠席。この振る舞いにより同試合で招集外の扱いを受けたことが英『sky SPORTS』で明らかとなった。同選手の行為を受け、同クラブのミヒャエル・ツォルクSDは「彼が一体何を考えているのか、私には分からない。今回の彼の行動は決して容認できるものではない」と不快感を露わに。また、同クラブGKロマン・ビュルキも「首脳陣の決定を支持する。彼がいくらゴールを決めようとも、ルールは全ての選手に当てはまるものだからね。愚かな行為によって彼が再び試合を欠場することになったのは残念だよ」と語ったことが英『METRO』で伝えられた。
かねてより移籍をほのめかす発言を繰り返すなど、同クラブへの帰属意識が薄まっているオバメヤン。もはや退団は時間の問題と言えるだろう。