無敗を貫いてきたマンチェスター・シティに初めて黒星をつけたのはリヴァプールだった。マンCは9日にカラバオ杯準決勝でブリストル・シティと対戦していたため、その影響で疲労が溜まっていたのは間違いない。しかし、リヴァプールのパフォーマンスは見事だった。
相変わらず守備面は不安定なところも多いが、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノを中心とした攻撃は破壊力抜群で、マンC守備陣は4失点と崩壊した。今冬にMFフィリペ・コウチーニョを失ったのは大きいかと思われたが、その穴を感じさせない驚異の攻撃力を披露してくれた。
このパフォーマンスに英『Daily Mail』は、来季こそリヴァプールはプレミアリーグのタイトルを狙えるのではないかと絶賛している。マンCから4得点を奪った圧巻のパフォーマンスはトッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーにも出来ないことと評価されており、ユルゲン・クロップ率いるチームは継続性さえ身につけることができればリーグを制する力を持っている。
問題だった最終ラインにもフィルジル・ファン・ダイクを加えており、新シーズンまでにワールドクラスのGKを補強できれば安定感も増すはずだ。無敵だったマンCを撃破した衝撃のパフォーマンスにサポーターも手応えを掴んだはずだが、リヴァプールは来季こそタイトルを狙えるか。