<レスリング>8.27~30アジア大会(インドネシア)は新階級で実施…アジア・レスリング連盟が通達

開会式が予定されるメーン競技場(大会サイトより)

 アジア・レスリング連盟(AAWC)のダウレット・ツルリハノフ会長(カザフスタン)は1月15日、アジアの加盟国や関係者に対し、今年8月にインドネシア・ジャカルタで行なわれるアジア大会を、今月からスタートした現在の階級で実施することと、大会スケジュールを通達した。

 各スタイルともオリンピック実施階級の6階級で行なわれ、1回戦~決勝を1日で実施する日程。試合開始は各日とも午後1時と遅いスタートとなっている。ただし、「エントリー数によっては変更される場合もある」と記載されており、出場が17選手を超える場合は、午前中からの実施、あるいはルールにのっとって2日間試合となる可能性もある。

 日本オリンピック委員会(JOC)を通じて届いた実施要項では、昨年までの階級での実施となっていた。世界レスリング連盟(UWW)の階級区分変更により、AAWCがアジア大会の組織委員会に働きかけたものと思われる。

 しかし、組み合わせ抽選は「前日の午後3時から」「チームリーダーまたは代理人の出席が必須」と記載されており、この部分は新ルールだが、計量とメディカルチェックは「関係した階級の午後」「午後2時~3時」と記載されている。

 計量とメディカルチェックのみ旧ルールでやっていた前日に行なうというのも不可解。当日計量だとしても、試合日の午後2時ではおかしい。この部分だけ修正し忘れた可能性もあり、計量日に関しては、今後、修正される可能性がある。

2018年アジア大会・スケジュール

8月27日(月) 男子フリースタイル57・65・74・86・97kg級
   28日(火) 男子フリースタイル125kg級/女子50・53・57・62kg級
   29日(水) 女子68・76kg級/男子グレコローマン60・67・77kg級
   30日(木) 男子グレコローマン87・97・130kg級

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