相模原市の消防出初め式が14日、同市中央区弥栄3丁目のサーティーフォー相模原球場と淵野辺公園中央広場で行われ、市消防署や消防団、自衛消防隊から約700人が参加した。放水や救助訓練のほか、はしご乗りの妙技が披露され、市民約1万人が見守った。
二つの会場では、消防団員永年勤続表彰のほか、参加した30台の消防車両による分列行進、消防団ラッパ隊の吹奏が次々と行われた。
特に球場内のグラウンドでは消防団員たちによる、はしご乗りの実演が注目を集めた。八木節と和太鼓などの音に合わせ、法被姿の団員が、軽やかな身のこなしで鮮やかな演技を見せた。
最後は在日米陸軍消防隊も参加した一斉放水で締めくくった。