長崎県内の油症検診 本年度分が終了 3カ所で224人受診

 カネミ油症患者の健康状態を調べる油症検診が21日、長崎市の県西彼保健所であり、本年度の県内での検診が終了した。受診者は7月の五島市2カ所分も含め224人(前年度比13人減)だった。

 県生活衛生課によると、内訳は認定患者166人、未認定患者58人。地域別では長崎市91人(うち認定患者61人)、五島市玉之浦町83人(同70人)、同市奈留町50人(同35人)だった。

 受診者はダイオキシン類の血中濃度や骨密度など18項目の検査を受けた。未認定患者の認定診査も兼ねており、検診結果を基に県油症対策委員会が来年2月ごろ診査する予定。

(2014年08月22日掲載)

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