ナポリは15日、負傷により戦線離脱を余儀なくされていたポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクとアルジェリア代表DFファウジ・グラムが、トレーニングに復帰することとなったと発表した。
昨年9月23日のセリエA第6節SPAL戦で途中出場を果たすも、右ひざを痛めて負傷退場していたミリク。その後の検査で靭帯を断裂していることが判明した。一方、グラムも昨年11月1日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージの第4節マンチェスター・シティ戦で、右ひざ前十字靭帯を損傷。ともに手術を実施し、長期離脱を強いられていた。
だがこの日、ミリクとグラムは今後のスケジュールを決めるために揃ってヴィラ・スチュアート病院を訪問。クラブの公式サイトは「リハビリの段階が無事完了した。2人は復帰に向けた最終調整のために、各々の分野で個別のトレーニングを行なっていく」を報告している。
長きに渡るリハビリを乗り越え、復帰に大きく近づいたミリクとグラム。ナポリが悲願のスクデット獲得を成し遂げるためには、間違いなく2人の力が必要だ。2人の姿がピッチで見られる日もそう遠くはないだろう。