カルロ・アンチェロッティ前監督の解任に伴い、昨年10月にバイエルン・ミュンヘンに復帰したユップ・ハインケス監督。前線からの連動したプレスを選手たちに植え付け、今季のブンデスリーガ第18節終了時点で同クラブを首位(2位との勝ち点差13)に導いている。
こうした状況のなか、同クラブの首脳陣が同監督との契約延長を望んでいることが『EUROSPORT』で明らかに。同クラブのカール・ハインツ・ルンメニゲ代表取締役が「彼は最高の経験を持つコーチで、選手からも愛されている。(今年の)6月30日以降も指揮を執ってもらえるよう働きかけたい」と発言したことから、今季限りで満了となる現行契約が更新される可能性が高まっている。
今季は全てのコンペティション(ブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、DFBポカール)で優勝の可能性を残しているハインケス監督。同クラブにあまたのタイトルをもたらしてきた同監督だが、2012-2013シーズンに自身が達成した3冠を再現できるだろうか。