バロンドールは疲れた!ネドヴェドらしい「受賞の感想」が面白い

『Lidové Noviny』は14日、ユヴェントスの副会長を務めている元チェコ代表MFパヴェル・ネドヴェドのインタビューを掲載した。

ユヴェントスで選手としてプレーしていた2003年にバロンドールを獲得したネドヴェド氏。

2002-03シーズンのチャンピオンズリーグでは決勝に累積警告で出場できないという悲しい経験もしたが、チェコ人として41年ぶりの同賞に選出された。

彼はその際のエピソードについて以下のように話し、走っているときに渡されて困ったと語ったという。

パヴェル・ネドヴェド (ジャンルイージ・ブッフォンは今季限りで引退する?)

「彼はまだ正式に引退を発表したわけではないよ。

今後アニェッリ会長と決めていくだろう。ブッフォンのプレーはいつも素晴らしいし、ともにいてくれることが嬉しい」

【次ページ】「ボールを蹴る前だったのに…」

パヴェル・ネドヴェド 「バロンドールに値するか?もし私が決めていいのであれば、彼に渡したいよね。本当にスペシャルな男だ。

悲しいことに、過ぎていく時間は止められないし、ブッフォンはもうバロンドールを取れないだろう…。あんなに実績があるのにね」

(あなたはバロンドールを獲りましたね)

「覚えているのは、フランス・フットボールの人たちがトリノに来て、箱に入ったバロンドールを持ってきたことだね。

彼らは試合前にそれを渡してくれた。私はスタジアムの周りを走っていて、ファンもそれを見ていた。

皆が立ち上がって賞賛してくれた。

その時、私はただただ早く試合をやりたかったけどね。トロフィーがもうあまりにも重くて!

長い間持っていたら疲れてしまったよ。ボールを蹴る前だったのにさ」

© 株式会社ファッションニュース通信社