横浜でうみコン 最新の海洋技術一堂に

 海洋関連の企業・研究機関・大学などが一堂に集まり、最新の技術や研究成果を共有するイベント「海と産業革新コンベンション2018」(うみコン)が16日、横浜市中区の大さん橋ホールで始まった。入場無料、17日まで。

 海洋研究開発機構(JAMSTEC、横須賀市)の学術研究船「白鳳丸」を初めて一般公開。海底資源調査に必要な各種センサーを搭載したホバリング型の自律型無人潜水機(AUV)「ほばりん」の実機展示など、海洋に関する多彩な展示・発表が行われた。

 開会式でJAMSTECの平朝彦理事長は「この場では普段の仕事の殻を破り、さまざまな人と交流して新しい文化を創ろう」とあいさつした。

 17日は「海中活動の新たなパラダイム〜海のどこでもドア〜」と題して九州工業大社会ロボット具現化センターの浦環センター長が午前11時から講演するなど、各種イベントが予定されている。

 午前10時から午後5時まで。詳細は公式ホームページ(http://www.umi-con.com/)。問い合わせは、実行委員会事務局電話045(663)9151。

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