来週にかけて気温変化大きい あすまで暖かいが油断できず

きょう17日は西日本から東北まで、広い範囲で雨や雪が降っている。低気圧に向かって南風が流れ込んでいるため、曇りや雨の地域でも気温が高めで、関東から西では15℃を超えているところもある。あす18日(木)も、全国的に気温が高くなりそうだ。
 
 きょう17日は、低気圧や前線に向かって南寄りの風が流れ込み、東~西日本の太平洋側で気温が高くなっている。11時現在の気温は、鹿児島市17.7℃、千葉県館山市17.4℃、神奈川県三浦市16.1℃など。東京都心は7.3℃だが、午後は南風が吹くエリアに入り、気温が14℃くらいまで上昇する見通し。
 
<17日の予想最高気温>
 東京  14℃(3月中旬並み)
 名古屋 12℃(3月上旬並み)
 大阪  13℃(3月中旬並み)
 広島  15℃(3月下旬並み)
 高知  15℃(3月上旬並み)
 福岡  14℃(3月中旬並み)
 鹿児島 19℃(3月下旬並み)

18日 太平洋側は晴れて気温高め

 あす18日(木)は低気圧が東へ離れ、天気の回復する地域が多い。太平洋側を中心に晴れて、関東以西の各地はきょうと同じか、場所によってはきょう以上に気温が上がる見込み。東京都心の予想最高気温は16℃(4月上旬並み)、さらにきょう南風が流れ込みにくかった埼玉県や群馬県など内陸でも、軒並み15℃を超える予想で時季外れの暖かさになりそうだ。

週末以降、冬の巻き返し

 20日(土)~21日(日)は北日本を中心に寒気が流れ込み、22日(月)は南岸低気圧の通過で西日本~東北で天気が崩れる見込み。低気圧の進路にもよるが、関東甲信地方は北から寒気を引き込んだ場合、内陸を中心に平地でも雪の可能性がある。いずれにしても、22日は多くの地域で気温が低い見込み。

 23日(火)に北日本を低気圧が通過した後、24日(水)は強い冬型の気圧配置となり、その後の数日間は全国的に寒気の流れ込みが続く可能性がある。一年で最も寒い時季だが、さらにそれを下回るような厳しい寒さが予想されるため、健康管理は室温の調整等に注意が必要だ。日本海側は再び大雪のおそれがあるため、除雪対策や雪による交通障害に注意が必要となる。

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