『Gazzetta dello Sport』は15日、「元イタリア代表MFダミアーノ・トンマージは、会長選挙の報道に疑問を呈した」と報じた。
今月29日に予定されているイタリアサッカー連盟の会長選挙。元選手のトンマージ氏、前副会長のコジモ・シビーリャ氏、レガ・プロ元会長のガブリエーレ・グラヴィナ氏が立候補している。
ラツィオ会長のクラウディオ・ロティート氏は、立候補を示唆していたものの後に撤回。3名で争われることが決定した。
イタリアサッカー連盟会長選挙では、前回もデメトリオ・アルベルティーニ氏が落選するなど、元選手の力は比較的弱い。
かつてイタリア代表として25試合に出場した名選手であるトンマージは、現在の状況について以下のように話し、まずサッカーの話を優先するべきだと苦言を呈したという。
ダミアーノ・トンマージ 「私が無能であるとは誰も言わない。
しかし、イタリア代表チームでプレーした選手であるということが、ハンディキャップになっているようだ」
ダミアーノ・トンマージ 「選手としての経験が、まるで欠陥であるかのように見られているよ。
このポストには大きな責任がある。イタリアサッカー連盟の会長は、代表チームの監督を選ばなければならないのだ。
コジモ・シビーリャ氏は、前会長カルロ・タヴェッキオ氏の副会長を務めていた人物である。
そして、ガブリエーレ・グラヴィナ氏は彼の対抗馬であると。
我々は、私が考えていることとは全く違ったものについて話している。
この選挙において私は、カルチョの再編計画について考えることを好む。
そして、1月29日の投票が行われた後は、とにかくサッカーの話ができるようになっていることを願うよ」