シニアの力作大集合 「ゆめクラブ」作品展 相模原

 相模原市老人クラブ連合会(愛称・ゆめクラブ相模原)の作品展が18日、市立あじさい会館(同市中央区)で始まった。丹精込めて手作りした作品や絵画、写真、書などプロの腕前に匹敵する力作計325点が展示されている。22日まで。同連合会の主催で49回目。

 13号の大きさで描いた油彩画「白樺林に立つ」(田名地区・田名新宿白寿会、木下京子さん)、古民家を精巧に再現した木工細工「茅(かや)葺(ぶ)きの古民家」(小山地区・宮下高砂会、渡邊俊美さん)、折り込みちらし約2万2千枚を使って作り上げたペーパーブロック「五重の塔」(大野中地区・第2美遊喜会、岡本芳雄さん)など、来場者を圧倒する作品がずらり。

 市内23地区で計1万5700人が所属する同連合会の安藤正義会長は「(作品づくりは)健康づくりに役立っている。ぜひ見ていただきたいし、今後は市内各地区でも展示できれば」と話していた。

 午前9時〜午後4時(最終日は午後2時)まで。

© 株式会社神奈川新聞社