緑地を市民に開放 三菱ふそうが整備 川崎市川崎区・川崎市幸区

芝生養生中の園内

 平間配水所の未利用地に10日、FUSOグリーンガーデンがオープンした。

 川崎市上下水道局が進めていた平間配水所の再整備で、有効活用のため貸付事業者を市が募集し、昨年末三菱ふそうトラック・バスに決定。災害時の一時避難場所としても利用できるよう、同社は地域住民との意見交換を重ねて緑地として整備し、市民に開放した。

 健康ベンチや東屋のほか、キャッチボールやグランドゴルフを楽しめる多目的広場を整備。現在は芝生を養生中で、6月ごろには本格的に利用できる予定。管理棟付近には、オスメイト対応トイレや災害停電時でも稼働する自動販売機も設置した。現在の開園時間は午前7時から午後5時まで。(4〜9月は午前6時から午後6時まで)。

 同社の担当者は「不公平が起きないように市民の皆さんとルールを考えた。幅広い年齢層の方々に利用してもらいたい」と話していた。

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