柔・剣道で熱戦 横浜・山手署が武道始め

 山手署の武道始め式が18日、横浜市中区の同署道場で開かれ、地域住民らが見守る中、署員は柔道や剣道の熱戦を繰り広げた。

 同署員や防犯協会会員ら約300人が出席。柔道は勝ち抜き戦、剣道は五人掛けがそれぞれ行われ、署員の勇ましい姿に「攻めろ」「前に出て行け」など声援が飛んだ。

 ゲストとして2人のアイドルを招待。赤嶺沙奈さんは空手の形を、月野もあさんは試し割りをそれぞれ披露した。

 県警の斉藤実本部長は「武道を通じて人間性や強靱(きょうじん)な精神を磨いてほしい」とあいさつ。「昨年は振り込め詐欺の被害が過去最悪となり、交通事故件数も増加した。地域の人たちの協力を得ながら、治安維持に努めていきたい」と意気込みを述べた。

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