ストライカー・ケインの唯一の弱点? 「オバメヤンのようにスピードがあれば今頃トッテナムでは……」

トッテナムのケイン photo/Getty Images

現在トッテナムで大爆発するFWハリー・ケインは完成されたストライカーとなっているが、唯一欠けているものがあるとするならスピードだろう。ケインは相手DFをぶっちぎるようなスピードは持ち合わせておらず、ややクラシックなセンターフォワードといえる。

そのケインにはレアル・マドリードなどビッグクラブが関心を示していると言われるが、かつてトッテナムで指揮を執った経験を持つティム・シャーウッドはケインにスピードがあればもっと早く引き抜かれていたはずと考えている。

英『Squawka』によるとシャーウッドは、「もしケインの弱点を探すなら、彼はオバメヤンのように速くない。ただ、ケインはオバメヤンにはない引き出しがある。仮にケインにスピードがあれば、彼がどのクラブにいたのか分からないね。たぶん今の時点でトッテナムではプレイしていないだろうね」とコメントしている。

現代サッカーではアスリート的能力も重要視されるようになり、全てのポジションにおいてスピードは必要不可欠なものとなっている。ケインには並外れた得点力があるためスピード不足は問題にならないが、仮にケインが全盛期の元祖怪物ロナウドやオバメヤンのようにスピードまで備えているストライカーだったとするなら、今頃はとんでもない移籍金とともにトッテナムを去っていたかもしれない。

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