ローマ、胸のV字がアイコニックな2017-18「ウィンドランナー」

今では当然のようにリリースされている、フットボールチームのウィンドランナー。2015年にバルセロナとパリ・サンジェルマンの2チームでのリリースから始まり、現在ではNikeがサプライする多くのクラブ・代表チームでラインナップに含まれている。

Nikeを代表するアパレルのウィンドランナーは、元は陸上トラックのランナーのために作られたウェア。胸のV字型26度のチェストパネルがシンボリックなデザインだ。全天候型ジャケットで、トレーニングウェアとしてだけではなくタウンユースとしても人気が高い。

今回はトレーニングウェアなどギア系が根強い人気を持つローマのウィンドランナーから、国内外で販売されている2017-18モデルを紹介したい。

ローマ ウィンドランナー ジャケット 883536-224

ヴェルヴェットブラウン/ヴィヴィッドオレンジ

濃いブラウンを基調としたウィンドランナージャケットで、色と幾何学模様デザインは今季のサードユニフォームと同じ。“ヴィヴィッドオレンジ”はスウッシュ(Nikeロゴ)部分に使われている。

素材はポリエステル100%。エンブレムとスウッシュは熱圧着。両脇のポケットはジッパー付き。裏地はメッシュ素材で、フードは頭をすっぽりと覆うスキューバフードを採用している。これは各品番で共通の仕様だ。

背面にはベンチレーション機能を装備。全天候型だけあってウィンドランナーは防水性・通気性に優れている。

ローマ ウィンドランナー ジャケット 886823-613

チームクリムゾン/ユニバーシティゴールド

V字の切替しを境に、チームカラー“ジャッロロッソ”(イエロー/レッド)をカラーリングしたウィンドランナー。最もローマらしいデザインと言える。

ローマ ウィンドランナー ジャケット 886823-102

ホワイト/チームクリムゾン

アウェイユニフォームと同じホワイトのウィンドランナー。切り返し部分でのカラーチェンジがない。レッドのドローストリング(フード紐)が良いアクセントになっている。

ローマ テック フリース ウィンドランナー AH3897-036

ブラックヘザー/ヴィヴィッドオレンジ

同じウィンドランナーでもワンランク上のクオリティを持つのが「テック フリース ウィンドランナー」。軽量で柔らかく保温性に優れたNike Tech Fleece素材で、長めの裾が特徴的なスタイル。V字を境のカラーチェンジがなく、街中にも違和感なく溶け込む洗練されたデザインだ。

通常のウィンドランナーとは異なり素材はコットン66%、ポリエステル34%。背面にベンチレーションは備わっていない。また画像だと細部を確認できないが、フードはバイザー付きになっている。

ローマ テック フリース ジョガーパンツ AH3905-036

ブラックヘザー/ヴィヴィッドオレンジ

同じテック フリースのジョガーパンツと合わせれば、スタイリッシュなトレーニングウェアが完成。

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