節分に合わせ、長崎県雲仙市小浜町の足湯施設「ほっとふっと105」で2月4日、105メートルの恵方巻きに挑戦するイベントが開催される。実行委は「みんなで楽しく巻いて」と、参加者を呼び掛けている。
町名と読みが同じのオバマ米前大統領の労をねぎらう「オバマ感謝祭」の一環。足湯の長さにちなんだ恵方巻き作りは今年で3回目を迎える。昨年は酢飯約100キロ、のり約800枚を使用し、観光客ら約300人が参加した。
「レタスやかまぼこ、たくあんなど島原半島の食材を使った恵方巻きは「オバマロール」と銘打ち、切り分けて参加者に振る舞い、地産地消にも一役買う。
今回は「ニボシ祭り」として「すごい!煮干(にぼし)ラーメン凪(なぎ)」(東京)が特別出店し、橘湾産の煮干しや地元特産品も販売。草野有美子実行委員長は「みんなで楽しく巻いた後は、地元食材を味わってほしい」と話している。
同イベントは午前10時~午後3時。恵方巻きは正午から始める。問い合わせは実行委事務局の小浜温泉観光協会(電0957・74・2672)。