多摩区でもV2誓う 川崎F、商店会を訪問 川崎市多摩区

 先月、サッカーJ1で悲願の初優勝を果たした川崎フロンターレが1月11日、市内商店街への新年あいさつ回りを実施。多摩区は宿河原駅前商店会(高橋利之会長)、中野島商店会(太田政人会長)、長沢商店会(原山修会長)に選手らが訪れた。

 選手、スタッフらがグループに分かれて各地の商店やスポンサー企業を回り、地元住民やサポーターと交流する恒例のイベント。各選手はサイン色紙や新しいポスターを商店主らに手渡し、応援を呼びかけた。

 今年で5回目の企画になる宿河原駅前商店会には、田坂祐介選手とタビナス・ジェファーソン選手が訪問。田坂選手は「優勝して応援してくれた皆さんに恩返しができた。今季もチーム一丸で臨みたい」、ジェファーソン選手は「川崎の地に再び喜びをもたらせるよう努力したい」と話した。フロンターレのサポートショップ、とりまさの細田秀利さんは「フロンターレと一緒に駅前を盛り上げられれば」と思いを語った。

 中野島商店会には大島僚太選手と田中碧選手が登場。両選手はサポートショップのグリーンパークなど数店舗を巡り、サイン会には100人以上のファンが列を作った。大島選手は「毎年『今年こそ』という声をもらっていた。ようやく優勝の報告ができて嬉しい」、田中選手は「いつも支えられていることを実感。連覇に向け貢献したい」と話していた。

宿河原駅前商店会(右)、中野島商店会を訪れた選手ら

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