FC町田ゼルビア 2018シーズン始動 10人の選手が新加入 町田市

シーズン初日を迎えた選手たち=町田ゼルビア提供

 11日、サッカーJ2リーグのFC町田ゼルビアが2018シーズンに向けて始動した。新規加入選手は10人。2020年、J1ライセンス取得を目標にするチームの布石となる大切な1年。ホーム開幕戦は3月4日(日)、町田市立陸上競技場に大宮アルディージャを迎える。

 始動日は好天に恵まれた中でスタートを切った。ミーティングを終えた選手たちが小野路グラウンドに姿を現した。トレーニングには新加入選手を含め、全選手28人が参加。輪になってボールを追うゲーム形式の練習などに約1時間汗を流した。例年初日は走り込みを中心に行うメニューが、今年は早くもボールを多く使う内容。今後トップチームは29日(月)のキャンプインに向けて小野路グラウンドを中心にしてトレーニングを積む。

 練習後に取材に応じた相馬直樹監督は「元気に初日を迎えられた。J2復帰3年目のシーズン。今までの延長ではなく、もっと大きな変化を期待したい」と話した。昨年チーム得点王のFW中島裕希選手は「今年は残留ではなく(プレーオフ圏内の)6位以内を目指す。今シーズンは(鈴木)孝司と2人で15点ずつ取ろうと話している」と初日から闘志を燃やす。

 13日に開かれた新加入選手会見では加入選手たちを前に「J2で上位に食い込むためのチームを作る。そのために必要な人材を集めた」と下川浩之代表が宣言。これまでにない意気込みを感じさせる。

 新チームは27日(土)に町田ターミナルプラザ市民広場で新体制発表会を行う。

2月25日開幕

 今シーズンのゼルビアは2月25日(日)、アウェーの京都サンガF.C.戦で開幕を迎える。ホーム開幕戦は3月4日(日)、昨年のJ1チーム大宮アルディージャ戦だ。キックオフ時間、チケット販売など詳細は後日発表される。

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