きょうスタート 全国都道府県男子駅伝

 第23回全国都道府県対抗男子駅伝は21日、広島市の平和記念公園前発着コース(7区間48キロ)で行われる。スタートは午後0時半。20日は同市の広島国際会議場で開会式があり、47都道府県の選手たちが力走を誓った。

 式では、本県の宮川康之介(南有馬中)ら各チームの代表が都道府県旗を掲げて入場した。前回優勝の長野が天皇杯、優勝旗などを返還。最後に選手を代表して、今年の国体開催地となる福井の早川翼主将(トヨタ自動車)が「私たちの走りで日本中に幸せ、元気を届ける」と宣誓した。

 レースは埼玉、群馬、長野を軸にした混戦が予想される。埼玉は1万メートルの持ちタイム(27分41秒97)が参加選手中トップの設楽悠太(ホンダ)、群馬は2016年リオデジャネイロ五輪3000メートル障害代表の塩尻和也(順大)をはじめ、ともに一般選手が強力。V2を狙う長野は昨年末の全国高校駅伝を制した佐久長聖勢や中学生が充実している。高校生に好選手がそろう兵庫、千葉、茨城、昨年2、3位の福岡、愛知のほか、広島、福島なども上位に絡んできそうだ。

「がんばらんば、長崎!」。気勢を上げて本番での結束を誓う本県チーム=広島国際会議場

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