関東など雪への備えは日曜のうちに

あすにかけての太平洋側の雪の見通しですが、特に関東甲信、東北で大雪のおそれが高まっています。

まず、きょうは冬型の天気分布で、雪が降るのは日本海側。北海道を中心に局地的な猛吹雪に警戒が必要です。
そして、あすには太平洋側に雪を降らせる南岸低気圧が進んできます。最新の予報だと、九州から東海の平野部では雨が主体ですが、関東甲信、東北では雪が主体で、都心でも雪が積もるおそれがあります。
前回、東京都心でまとまった雪になったのは2016年1月で6センチの積雪を観測しましたが、今回は雪で降り続くとそれ以上の積雪となる可能性もあります。
また、今回は午後がピークなので、朝は大丈夫でも午後は状況が一気に悪化し、帰宅の際には雪の影響を大きく受けるようなことも考えられます。
きょうの内に出来る限りの備えをしておくようになさってください。

気象予報士・佐々木 聡美

画像について:21日午後9時の予想天気図。

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