長崎22位 全国都道府県対抗男子駅伝

 第23回全国都道府県対抗男子駅伝は21日、広島市の平和記念公園前を発着点とするコース(7区間48キロ)で行われ、長崎県は2時間23分4秒で前回大会と同じ22位だった。埼玉が2時間19分10秒で3年ぶり2度目の優勝。2連覇を狙った長野は46秒差の2位、千葉が3位に入った。

 長崎県は1区扇育(松浦高)が14位発進。その後順位を落としたが、26位でたすきを受けた5区花尾恭輔(鎮西学院高)が区間10位の力走で5人をかわした。アンカー定方俊樹(MHPS)も区間14位と健闘した。

 埼玉は4位で走りだしたアンカー設楽悠太(ホンダ)が2・4キロすぎに長野を抜いてトップに立ち、区間1位の快走でそのまま逃げ切った。

 2区は福岡の石田洸介(浅川中)が区間新となる8分14秒をマーク。前回大会で長崎県の林田洋翔(桜が原中-瓊浦高)が樹立した区間記録を6秒更新した。

▽1区 ⑭扇育(松浦高)20分20秒 ▽2区 ㉒谷口瞬之介(桜が原中)8分48秒=14 ▽3区 ㉝佐藤歩(MHPS)25分18秒=25 ▽4区 ㉘植村優人(松浦高)15分8秒=26 ▽5区 ⑩花尾恭輔(鎮西学院高)25分28秒=21 ▽6区 ㉖吉浦悠(志佐中)9分21秒=21 ▽7区 ⑭定方俊樹(MHPS)38分41秒=22 (○は区間順位、=は通過順位)

懸命に前を追うアンカー定方(MHPS、中央)=平和記念公園前

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