太平洋側でも降雪 雪の影響大か

東京都心は雨雪判断で悩むどころではなく、雪優勢の状態で降水が始まっています。午前11時現在、内陸ではすでに気温が0℃前後まで下がっていますが、東京都心でも降雪の強まりと共に、今後は一気に白い世界に変貌する可能性があります。

今回は気温の低さだけでなく、降水をもたらす雲がしっかりかかるので、関東は北部の多い所で20から30センチの降雪に。東京23区でも多い所で10センチの降雪が予想され(それ以上になるかも)、今夜は遅い時間ほど事態が悪くなるおそれがあります。なお、関東だけでなく東北の太平洋側でもかなりの雪が降るので、この方面も交通障害等に警戒・注意が必要です。

あす23日朝の関東は雪が止んで、おそらく空は元通りの青空でしょう。ただし、積雪となっている地域が多いと予想され、足元はすごく危険な状態と思われます。朝の通勤通学にかかる労力を考えただけで、疲れてしまいそうです。

気象予報士・高橋 和也

画像について:予想降雪量(22日昼~23日昼)

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