低温と大雪 2月初めまで続く見通し 異常天候早期警戒情報

低温に関する異常天候早期警戒情報が発表されている地域。出典:気象庁ホームページ

あす23日は北日本を中心に、上空に第一級の寒気が流れ込む。北~西日本にかけては今後も気温が平年より低く、かなり低い日もある見込み。東京都心では24日(水)~27日(土)、朝の最低気温が-2℃前後と厳しい冷え込みが予想されている。
 
 その後も寒さの続く地域が多く、東北から九州北部にかけては27日(土)頃からのおよそ1週間、九州南部から沖縄は30日(火)頃からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり低くなる見通し。気象庁は「低温に関する異常天候早期警戒情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。1年のうち最も気温の低い時季でもあるが、それをさらに下回る厳しい寒さに見舞われる地域が多そうだ。

 また、寒気の影響で日本海側は27日頃からの1週間ほどは、降雪量が平年よりかなり多くなる見込み。このため、東北日本海側、北陸、長野県北部、群馬県北部、岐阜県山間部、近畿日本海側、山陰には、低温の情報とあわせて「大雪に関する異常天候早期警戒情報」も発表されている。今後も、除雪などの対応に留意するとともに、気象情報に注意するよう心掛けたい。

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