星野一義と中嶋悟がふたたびF1をドライブ。“初対決”のマシンでデモラン開催

 3月10~11日の2日間、鈴鹿サーキットで行われる2018モータースポーツファン感謝デーで恒例のライバル対決の最終章となる『永遠のライバル対決 星野一義VS中嶋悟~THE LAST BATTLE~』が開催されるが、これに合わせて両氏によるF1デモランが行われることになった。

 四輪、二輪を問わず最新マシンや往年のレジェンドカーまで、さまざまなマシンが登場する鈴鹿サーキットのモータースポーツファン感謝デー。

 古今東西のレーシングマシンの展示に加えて国内外から豪華なゲストドライバーたちも集結し、デモランやエキジビションレースが行われるこのイベントは、モータースポーツシーズンの開幕を告げる恒例のファン感謝イベントだ。

 そんな鈴鹿ファン感謝デーですっかり恒例となっている星野と中嶋のライバル対決。2012年からスタートしたふたりの対戦は、フライング疑惑、スタート手順の勘違い、現役時代さながらのサイド・バイ・サイドのバトルなど、数々の名(迷)場面を生み出してきたが、9度目にして最後を迎える今回は、初対決で使用した2台のF1マシンでデモ走行を行う“永遠のライバル『星野一義・中嶋悟』~Formula1デモンストレーションラン~”を合わせて実施することがアナウンスされた。

 デモランでは星野が1986年にナイジェル・マンセルが駆ったウイリアムズFW11をドライブし、中嶋が1988年に自らステアリングを握ったロータス100Tに乗り込む予定。ちなみに、2012年にこの2台のF1を使った初対決では中嶋が勝利を挙げている。

 星野、中嶋両名によるアグレッシブな走行と、当時と変わらぬ迫力のサウンドが楽しめるであろう注目のデモランの開催時刻は現時点で未定となっているが、スケジュールが確定次第、公式サイトで案内されるという。

 また、ファン感謝デー公式サイト(http://www.suzukacircuit.jp/msfan_s/)ではイベントに無料で入場できる特別招待券も配布しているので、こちらもお見逃しなく。

星野一義がウイリアムズFW11、中嶋悟がロータス100Tをドライブした過去の対決の様子

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