〔草津白根山噴火〕午前の噴火後も火山性地震の発生続く 山の東側で降灰を観測(1/23)

気象庁によると、きょう23日午前に噴火の発生した群馬県の草津白根山では、振幅の小さな火山性地震が発生しています。
気象庁では、草津白根山に噴火警戒レベル3(入山規制)を発表し、本白根山の鏡池付近から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

草津白根山では、きょう23日09:59頃、本白根山で噴火が発生し、鏡池付近から1km以上飛散する噴石が観測されたほか、山の東側の中之条町で降灰が観測されました。
この噴火直後に観測されていた火山性微動は、その後は観測されていません。また、噴火後に観測されていた振幅の小さな火山性地震も徐々に減少してきています。

気象庁では、本白根山鏡池付近から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒するとともに、風下側では火山灰や小さな噴石、爆発的噴火時の空振による窓ガラスの破損、火口周辺のくぼ地や谷では火山ガスの滞留に注意するよう呼びかけています。

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