カツオ船、続々初出港 家族ら見送り、無事祈る

カラーテープを手にカツオ船の出港を見送る家族や友人たち

 カツオ一本釣り漁獲量日本一を誇る日南市で、今季もカツオ漁がスタートした。市内4漁協(南郷、外浦、日南市、栄松)に所属するカツオ船の出港が続々と始まっており、23日は同市南郷町の外浦漁協所属に所属する第七十八福徳丸(河野功船頭、119トン)と南郷漁協所属の第十五事代丸(酒井俊一船頭、119トン)が初出港。岸壁に詰め掛けた家族や友人ら100人以上が手を振り見守るなか、汽笛を響かせ勇ましく船出した。同市内の全カツオ船は2月上旬ごろまでに漁を始め、10、11月ごろまで続く。

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