直近のプレミアリーグ11試合で6分け5敗と、勝利の女神に見放されているサウサンプトン。順位も2部降格圏にあたる18位にまで落ち込んだことから、マウリシオ・ペジェグリーノ現監督の進退問題が噴出している。
こうした状況のなか、同クラブがマルコ・シウバ氏(前ワトフォード)の招聘を画策していることが英『THE Sun』で明らかに。依然として同氏がプレミアリーグでの指揮を希望している旨が併せて報じられたことから、一連の噂の信憑性が高まっている。
30代で監督キャリアをスタートさせた点や、ポルトガルの名門クラブを率いた経歴などがジョゼ・モウリーニョ監督(現マンチェスター・ユナイテッド)と酷似していることから、“NEWモウリーニョ”という異名で知られているマルコ・シウバ氏。昨年1月に赴いたハル・シティでは組織的な守備を瞬く間に植え付け、昨シーズンの序盤から2部降格の最有力と目されていた同クラブのパフォーマンスを劇的に改善してみせた。新進気鋭のポルトガル人指揮官の行く末に注目が集まる。