『Independent』は23日、「マンチェスター・ユナイテッドは、中盤の補強を狙っている」と報じた。
今冬のマーケットでアーセナルからアレクシス・サンチェスを獲得し、前線に重要なタレントを引き入れたユナイテッド。
ジョゼ・モウリーニョ監督は、この獲得によって前線の補強は完了したと考え、ターゲットを中盤に移したとのこと。
今季限りで現役を離れることが決まったマイケル・キャリックを長期的に置き換えられるタレントを希望しているようだ。
また、マルアヌ・フェライニが今季限りでの退団を望んでいるため、続々と選手が抜けていく可能性がある。
ユナイテッドはそれに備えて複数名のターゲットを設定しており、現状では3人が有力であるとのこと。
一人はシャフタール・ドネツクに所属しているブラジル人代表MFフレッジである。
インテルナシオナウから2013年にウクライナへ移籍した169cmの小柄なMFは、今季大きな注目を集めている。
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も注目していると言われており、価格は5000万ポンド(およそ77.63億円)以上が求められるという。
また、バレンシアでプレーしているスペインU-21代表MFカルロス・ソレールもターゲットだとのこと。
バレンシアの下部組織で育成された生え抜きのMFは、今季好調のバレンシアでレギュラーとしてプレーしてきた。現在は怪我で離脱しているが、非常に高い評価を受けている若手である。
さらにもう一人は、香川真司とともにボルシア・ドルトムントでプレーしているMFユリアン・ヴァイグルであるという。
また、他のメディアではニースのコートジボワール代表MFジャン・ミカエル・セリに関心を持っているとも。
メスト・エジルはアーセナルとの契約が満了に近づいているが、求めている給与が週30万ポンド(およそ4660万円)以上と高額で、長期的なプレーが見込めないこともネックとなっているようだ。