20日(土)に行われた、ガンバ大阪の新体制発表会。
今シーズンからトップチームに加入する9選手の他、レヴィー・クルピ新監督も出席した。
クルピ監督といえばセレッソ大阪を長く率いた指導者であり、ライバルチームへの就任は大きな驚きをもって伝えられた。
そんなクルピ監督の第一声は、なかなか意外なものだった(03:25から)。
レヴィー・クルピ(ガンバ大阪)
「もうちょっと明るい雰囲気でも良いと思うんですけど、みんな深刻な顔してますね」
どこか堅苦しい雰囲気に、まさかの“ダメ出し“!
新シーズン最初の記者会見ということでスタッフや選手、記者も緊張していたのだろうか。久しぶりに日本に帰ってきたクルピ監督には、どうしてもそのことが気になったようだ。
また、クルピ監督はこの会見で他にもジョークを飛ばしており、今のチームに足りないもの、スタジアムを満員にするために必要なことを問われ以下のように話している。
レヴィー・クルピ(ガンバ大阪)
(今、ガンバ大阪に足りないものがあるとすると何?)
「ひょっとしたら、足りなかったのは監督がまだ来日していなかったっていうとこじゃないかな」
(どうすればスタジアムは満員になるでしょうか?)
「まず一つ目は、私のようにカッコ良い監督を迎えること。さらにはカッコ良い選手を揃えるということ。
(略)
もちろん私が来たことによって女性サポーターも増えると思っていますけど」
長年ライバルチームを率いていたこともあってガンバ大阪を指揮するのは簡単なことではないはずだが、新体制発表会にはリラックスした状態で臨めていたようだ。