食品ロス減らせ 小田原市が食堂で啓発

 食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を減らそうと、小田原市役所7階の食堂の各テーブルに「もったいない! 食品ロス」と呼び掛ける啓発表示が登場した。市環境政策課が文面を考え、A4の上質紙に印刷して三角柱型に折って作成した。

 外食編の面では、宴会などで推奨される「30・10運動(開始後30分と終了前10分はしっかり食事をする)」を紹介。家庭編では食品の期限表示について説明し、食べ残しや不必要な廃棄を戒めている。

 同課は「食品ロス削減は、燃せるごみの減量施策の一つ」といい、今回の卓上啓発運動の広げ方を模索するとしている。

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