日向灘を震源とする大地震が起きた場合、大津波がどのように引き起こされるかを解明しようと、京都大防災研究所地震予知研究センター宮崎観測所・山下裕亮助教(観測地震学)らの研究グループが調査に乗り出した。大津波には日向灘で発生するスロー地震==が関与していると考え、江戸時代の大地震による津波との関連性から検証していく。山下助教は「大津波発生の仕組みを知り、日向灘地震への防災対策につなげたい」と意気込む。
日向灘の大津波解明へ 京大研究グループ
- Published
- 2018/01/25 08:09 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 13:55 (JST)